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2017年8月19日土曜日

波板・折板の素材のバリエーション

波板と折板の素材で一般的によく見かけるものには、次の素材がある。

波板

    • 溶融亜鉛メッキ
    • 溶融亜鉛メッキ+カラー塗装 
  • ガルバリウム合金
  • 硬質塩化ビニル(塩ビ)
    • ガラスネット無し
    • ガラスネット入り
  • ポリカーボネート 
  • スレート

折板

    • 溶融亜鉛メッキ
    • 溶融亜鉛メッキ+カラー塗装 
  • ガルバリウム合金製
  • ポリカーボネート 

考察

  •  波板では一般的である塩ビとスレートの素材は、折板では見かけない。
  • 折板にはステンレス製のものも建材のカタログで時々見られるが、コストの問題からあまり多くは用いられていないとの情報もある。
  • 樹脂製の波板では、耐候性が低い→高いの順に、塩ビ(ガラスネット無し)→塩ビ(ガラスネット入り)→ポリカーボネートである。コストの低い→高いも同様の順序である。
  • 塩ビよりもポリカーボネート方が透明度の高い製品がある。
  • ポリカーボネート製の折板は、採光を得る使われる事が多く、鋼製の折半屋根を一部分を透明や半透明のポリカーボネートにする事でトップライトの様な箇所を設ける事例も多い。
  • スレートの波板は外装以外に、窯業系の質感を活かして看板や内装の壁装材など、装飾性のある用途に使われる事例も多い。